歴史的に見ると、84年には70歳以上の医療費は1割負担でした。それが、2003年には2割、2006年には3割へと引き上げられてきています。25年ほど前と比較して、同じ治療であったとしても窓口で支払う金額は3倍に増えたことになります。これでは「医療費が思っていたよりも高い」という不満を抱く人たちが多く出たとしても、不思議はありません。