カレンダー記事は、有限の資源である紙面や電波を無駄遣いするという点で有害だ。媒体の価値も低下する。もっとも深刻なのは、記者にとって有害であることだ。カレンダー記事は「ニュースが発生したから」や「記者がニュースを見つけたから」記事が掲載されるのではない。その日が来たら自動的に記事が発生する。つまり記者の能動性を奪う。
今年もあの日がやって来る、
「カレンダー記事」で紙面を埋める日が
2011.8.25(木)
烏賀陽 弘道
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