9月22~23日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、景気の判断を一歩前進させて「景気底打ち」を宣言した。だがこれは、バーナンキFRB議長による「現時点では景気後退が終わった可能性が高い」という15日の発言内容に沿ったもので、意外感はない。景気の個別項目についても、家計支出は「安定化しつつあるように見える」へと、判断を上方修正。
米FOMCは「政策総動員」取り下げ
超低金利「時間軸」は維持
2009.9.24(木)
上野 泰也
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