9月4日から5日にかけてロンドンで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議は、共同声明を発表して閉幕した。この会議は24~25日に米ピッツバーグで開催予定のG20サミットの準備会合という位置付け。金融機関の報酬制限や自己資本規制強化などを巡り、各国の主張がぶつかり合った。一方、景気刺激策からの「出口」戦略については、その議論を行うことには意味があるもののまだ実行に移す段階ではないという点で、意見が一致した。
「超低金利続行」にG20が「お墨付き」
2009.9.7(月)
上野 泰也
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