1970年代から80年代にかけて、中国が強引に、しかし着々と南シナ海全体の実効支配を進めていく動きを見たASEAN諸国は、南シナ海問題についてのASEAN内部での協議を重ね、1992年にASEAN外相会議で「南シナ海に関するASEAN宣言」を発出した