2009年7月21日、麻生太郎首相は衆院解散を断行した。内閣支持率が20%を切る危機的水準まで低下し、東京都議選をはじめ地方選挙で自民党は連敗中。首相は党内で公然化した「麻生降ろし」を封じ込め、破れかぶれで選挙戦に突入したが、勝算があるようには見えない