※本動画コンテンツは、2022年6月16日(木)に配信したJBpress/JDIR主催「第10回 ワークスタイル改革フォーラム」の特別講演2「Smart Work 2.0~働き方改革は新たなステージへ~」のアーカイブ配信です。

 新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、急速にリモートワークが広がりました。リモートワークはさまざまな恩恵をもたらす一方、社員同士が対面で接する機会が減り、企業側が社員一人一人に自社の経営理念や目標を浸透させるのが困難になる、また、社員側も会社に所属する意義を見出しにくいといった問題が生まれつつあります。この先、リモートワーク時代にふさわしい組織づくりを、どう進めていけばよいのでしょうか。

 日本電気株式会社(NEC)では、「NEC Way」という全社共通の価値観のもと、「Code of Values」と呼ばれる5つの行動基準を定め、これらを浸透させるためのワークショップや取り組みを実践。その結果、リモートワーク下でも社員が高いエンゲージメントを保ち続けることに成功しています。

 さらに、社員が自ら考えて行動する自律性を促すために、「Smart Work 2.0」という働き方改革の指針を掲げ、戦略と文化の両輪で変革を進めています。また社員のパフォーマンスを最大化するハイブリッドワークの実現に向けて、テクノロジーを駆使したツールの導入や仕組みの改善を推進。加えて、社員の行動変容を起こせるよう、体験重視の取り組みにもチャレンジしてきました。こうした取り組みが実を結び、経営への参画意識にポジティブな変化が見られるなど、社員と企業の間にある信頼や信用、愛着といった目に見えないものを数値化するエンゲージメントスコアが、1年間で10ポイントもアップしました。

 本動画では、日本電気株式会社(NEC)取締役執行役員常務 兼 CHRO 兼 CLCOの松倉肇氏が、働き方改革「Smart Work 2.0」でどのような取り組みを行ってきたのか、その背景にあるパーパス経営の方針も踏まえて詳しく語ります。