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 さまざまなビジネス形態がある中で、形のないモノやサービスを扱う「無形のビジネス」は数多い。コンサルティングはその代表の一つである。

 このようなビジネスは形がないからこそ、顧客情報を細かく管理し、社員で共有することが重要となる。顧客にいつどんな提案を行い、どんな反応を得られたのか。何に興味があり、どんな課題を抱えているのか。形に残らない顧客とのやりとりを蓄積し、ビジネスチャンスに変えていくことが不可欠だ。

 しかし、実際は顧客情報が社員それぞれの頭の中に蓄積され、共有されないことも多い。その結果、社員のノウハウも横展開されず、会社全体の成長につながらない。

 香川県高松市に本拠地を置くみどり財産コンサルタンツも、そのような悩みを抱えていた企業のひとつ。同社は節税やM&A、事業再編や投資機会の提供といったコンサルティングサービスを行っている。同社は、東京にも支店を持つが、距離が離れている分、情報共有がより難しい面があった。

 そこで導入したのがSalesforceだった。「お客さまに有益な提案をするためには、社員みんなで情報を共有して管理できる仕組みを作らなければならない」。代表取締役社長の川原大典氏は、Salesforce導入の経緯について動画の中でこう語る。

 具体的な事例として、顧客管理の統一プラットフォームを用意。日々の営業活動や商談、メールや電話などの内容をすべて顧客に紐づけ、ボタンひとつで把握できるようにした。また資料を作る際も、Salesforceの情報をもとに自動作成できる仕組みを構築した。

 これらの効果として、1年間で2770時間の工数削減が行われた。それだけの生産性向上が実現されたともいえる。

 川原氏は「情報は、持っているだけでは資産にならない」という。情報を共有することで、一人の経験値が会社全体の経験値になる。それができてこそ、情報は資産になる。今回、情報共有の仕組みを構築したことで、社員が一緒に早く成長でき、成果を出すことができたと考えている。

 無形のビジネスを行うみどり財産コンサルタンツ。同社が構築した情報管理・共有の仕組みは、企業の成長を後押しする存在となっている。

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