欧州のアマゾン従業員がスト決行、ブラックフライデーに合わせ

スペイン・サンフェルナンドデエナレスにあるアマゾン・ドットコムの配送センター(2018年11月23日撮影)。(c)OSCAR DEL POZO / AFP〔AFPBB News

 米アマゾン・ドットコムはこのほど、米ドラッグストアチェーン大手のライト・エイド(Rite Aid)と提携し、eコマース商品の店頭受け取りサービスを米国で始めた

年内に1500店舗で商品受け取りサービス

 まずは、約100店のライト・エイド店舗でサービスを開始し、今年(2019年)の年末までに対応店舗を約1500店に拡大する計画だ。

 これは「カウンター」と呼ぶサービス。顧客はアマゾンのサイトで買い物をする際、配達先に最寄りのライト・エイド店舗を選ぶ。商品が店に到着するとバーコード付きの電子メールが顧客のスマートフォンに届く。これを店頭でスキャンしてもらうと手続きが完了し、商品を受け取れる。商品は店に届いてから2週間、保管するという。

 対象となる商品は数千万点で、一部では即日便や翌日便、翌々日便などの急ぎ便サービスを利用できる。有料プログラム「Prime」の会員以外でも利用でき、料金はかからないという。

「ラストマイル」の選択肢

 商品を最終物流拠点から顧客に届ける行程を「ラストマイル」と呼ぶが、アマゾンはその選択肢を増やすことで、利便性の向上や物流コストの削減を狙っている。