ガバナンス不足で財産を失った千里ニュータウン

日本の成長を促した再開発の“老舗”はいまや問題の巣窟に
2017.9.29(金) 末永 恵
時事・社会
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自然、緑豊かな「田園都市」の千里ニュータウン。学園都市でもあり、幼稚園から大学まで教育環境も整っていることが人口増加につながっている。さらには医療機関も完備され、大阪大学、関西大学、国立循環器病研究センター、阪大病院などが集結している(吹田市千里の大阪大学キャンパス、筆者撮影)
吹田市保護樹内定のケヤキが鎮座していた頃の千里山田A団地の分譲住宅(住民提供、2016年7月、竣工は1972年)
ケヤキが違法に伐採された後の同住宅正面入り口の変貌(住民提供)。今後吹田市が安全性などお墨つきを与えたあと、この一部コンクリートを剥がし、団地側面から1メートル、1階バルコニー約60センチ眼下の近距離に、2面の屋根つき駐輪場(バイクも収容)が完成予定。しかしながら、発火可能性の燃料搭載のバイク置き場は、近年の新築マンションでは安全性の観点から、屋根はなくとも住居近距離には置かない。