インスタグラム、攻撃的なコメントを非表示にする新機能追加

写真動画共有サイト、インスタグラムのロゴマーク(2013年6月20日撮影)。(c)AFP/Josh EDELSON 〔AFPBB News

 米国の市場調査会社eマーケターがこの公表した、米国のソーシャルメディア市場に関するリポートによると、今年(2017年)の同国におけるフェイスブックの利用者数(月間利用者数、1カ月に一度以上アクセスする人の数)は、1億7290万人となり、同サービスは断トツの利用者数を維持し続ける。

FBのティーン利用者、2年連続減少へ

 しかし、その前年に比べた伸び率はわずか2.4%にとどまる見通しだ。一方で、フェイスブック傘下のインスタグラム(Instagram)や、米スナップのスナップチャット(Snapchat)の前年比伸び率は2桁台となり、この2つのサービスは大幅に利用者数を増やすと同社は予測している(米テッククランチの記事)。

 その理由は、ティーンエイジャー(eマーケターの定義では12~17歳)とヤングアダルト(同18~24歳)の間で、フェイスブックを利用する人が減っているからだという。

 eマーケターは、今年におけるフェイスブックのティーンエイジャー利用者数は前年比で3.4%減少すると見ているが、この減少率は前年の1.2%を上回る。eマーケターによると、これで2年連続して、フェイスブックのティーンエイジャー利用者は減少するという。

 また、11歳未満と、ヤングアダルト世代のフェイスブック利用者数の伸びは、従来予測のそれを下回る見通しだ。