賞金8億円! 世界初の深海探査レースに日本が参戦

月や火星以上にミステリアスな秘境「深海」を拓け
2017.4.3(月) 林 公代 follow フォロー help フォロー中
環境
シェア250
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
深海を舞台に行われる国際レース(競技)「Shell Ocean Discovery XPRIZE」に参加する「Team KUROSHIO」共同代表の皆さん。左右の赤い機体がレースで使われる海中探査ロボット「AE2000a」と「AE2000f」(ともに東京大学生産技術研究所所有)。
「Team KUROSHIO」にはJAMSTEC(海洋研究開発機構)、東京大学、九州工業大学、海上・港湾・航空技術研究所、三井造船(株)、日本海洋事業(株)、KDDI総合研究所の7機関が参加。若手ロボット技術者・研究者らを中心に結成された。
「Team KUROSHIO」がレースで使うAUV「AE2000a」と「AE2000f」(ともに東京大学生産技術研究所所有)。2台を使った海底熱水地帯の調査実績もある。
洋上中継器ASV(三井造船所有)。写真では人が乗っているが本番では無人。海中でのAUVの位置を計測し、AUVの航行を海上から支援するとともに、陸上にいるオペレーターに情報を伝える。
3月、日本のとある海域で、ラウンド1を想定した海域試験を連日実施。開発・運用担当メンバーが早朝から日没まで奮闘。強風の日もあり船酔いするメンバーも。ロボットが探査すれば船酔いに悩む必要もない。「Team KUROSHIO」ツイッター @team_kuroshioより。
同じく3月、三井造船で行われた機器の開発試験の様子。急ピッチでさまざまな試験が行われている。「Team KUROSHIO」ツイッターより。
海中探査ロボットによる画像。AE2000aでは広範囲の画像が、AE2000fには3Dマッピング装置を搭載し、海底の詳細な地形データが得られる。下段の画像では紅ズワイガニの足までわかる。

科学の写真

世界で25兆ドルの大打撃、あなたの住宅に襲いかかる地球温暖化
マヨラナ博士の呪いにさよならか? マヨラナ粒子存在の証拠
新薬が手に入らない「ドラッグ・ラグ」、外資系製薬企業が日本を素通りするもっともな理由とは
宇宙開発で奮闘する日本、日本独自の技術が世界で不可欠に
マイクロプラスチックは海洋中だけではなかった!大気中に浮遊するマイクロプラスチックが人体に与える影響とは
「痩せ薬」が世界でブーム、株価爆上げで時価総額テスラ超えの製薬企業も 市場規模は2030年までに16倍の15兆円
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。