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激戦が続くウクライナ東部の前線に位置するアウディイウカの街は、がれきの山と化しているが、それでも避難を拒否する住民が残る。

ロシアの全面侵攻が始まる前は住民3万人以上だったアウディイウカの人口は、昨年夏の時点で約1650人に減り、今年1月末には1000人余りとなった。大勢が避難したが、大勢がロシア軍の攻撃で殺害された。

今年1月下旬には、小規模なロシア部隊が街の南部に達したという情報もある。

民間人の避難を支援するウクライナ警察の特別部隊「白い天使」は、アウディイウカでの最近の活動記録映像をBBCに提供した。

その中では、自宅近くの複数の砲弾が落下する被害にあった高齢女性のもとを訪れたものの、「ここで死なせて」と力なく言う女性の姿が映っていた。

ほかにも、部隊が避難を説得しても応じず、携帯電話越しに娘に説得されて、ようやく避難に同意した高齢女性もいる。

BBCニュースのアブドルジャリル・アブドラスロフ特派員が、ウクライナ東部から報告する。