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アイスランドで火山活動が活発化している。レイキャネス半島では2021年、800年ぶりに噴火が始まったが、今月に入って地面に亀裂が入るなど、被害が拡大している。

半島の南端にある町グリンダヴィークでは1メートル以上陥没した場所もあり、住民全員が避難した。

現在、アイスランド最大のブルドーザーがこの小さな町に向かい、溶岩が主要な建物を破壊するのを食い止めるため防護壁を築いている。

一方、科学者によれば、この地域は数十年にわたり火山活動が不安定になる可能性があるという。

マグマは、航空写真で見える数百年前の亀裂の下を流れていると考えられている。

アイスランドで最も有名な観光名所のひとつであるブルーラグーンも、今月末まで閉鎖される予定だ。

BBCのジェシカ・パーカー特派員が、アイスランド沿岸警備隊のヘリに同乗し、上空から状況を伝える。