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パレスチナ自治区のイスラム組織ハマスは10月7日にイスラエル南部のキブツ(農業共同体)ベエリを襲撃した際、ギラドさんの家族7人を連れ去った。
BBCのルーシー・ウィリアムソン特派員はギラドさんに同行し、襲撃され火を付けられた後の家を訪れた。
家の中に遺体は見当たらなかったが、壁は打ち壊され、あちこちに弾痕が残されていた。
ここで壊されたのは家屋だけでない。イスラエル政府が国民に約束した、安全を守るという約束も破られた。イスラエル政府は、イスラエルの破壊を企む集団が支配する領土から4キロしか離れていない場所でも、住民の安全は守ると誓っていた。
ギラドさんは、「25年間の長い幻想だった」、「ここでは安全で、強いと誰もが思っていた」と話した。
「しかし、このようなことが起こった後、誰かが目を覚まし、別の戦略を始めることを願っている」