ウクライナはここ数週間、ロシア国内を標的としたドローン攻撃を繰り返しているとみられている。
ロシアの複数の報道によると、同国北西部プスコフの空港で29日、ドローン(無人機)による攻撃があり、軍用輸送機が損傷した。
19日には、ロシア西部ノヴゴロド州のソルツイ2空軍基地で、超音速爆撃機「ツポレフ22」が破壊された。23日には、モスクワ州で複数のドローン攻撃があった。
ウクライナはこれらのドローン攻撃に関与したとは述べていないが、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は以前、「戦争は徐々にロシア領に戻りつつある。ロシアにとって象徴的な中心地や軍の基地へ。これは不可避で自然で、まったく公平なプロセスだ」と述べた。
ロシア外務省は報復を約束しているが、一連の攻撃はロシア国内であまり報じられていないという。
ロシアの人々は相次ぐドローン攻撃についてどう感じているのか。BBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長が取材した。