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マリ北部の広大で危険な砂漠地帯に、BBCアラビア語のフェラス・キラニ特別特派員が入った。同地域をジャーナリストが訪れたのは、昨年にフランス軍がマリでの軍事作戦を終了して以降初めて。
西アフリカでは近年、マリのほか、ブルキナファソでもクーデターが発生している。
マリはクーデター後、軍事政権がイスラム武装勢力との戦いで、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」に支援を求めた。マリに部隊を駐留させていたフランスは昨年、軍事政権からの敵意が高まる中で、撤退を発表した。
ワグネルのリーダー、エフゲニー・プリゴジン氏は、23日にモスクワの北西部に墜落した航空機に搭乗していたとされる。ロシア当局は27日、遺伝子解析によって同氏の死亡を確認したと発表した。
安全保障においてワグネルに依存してきたマリは今後、どうなるのだろうか。