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昨年の反政府デモでイランの治安部隊に銃撃された活動家エラヘ・タヴォコリアンさんが、新しい義眼を手に入れた。

タヴォコリアンさんはイタリアのテレビ番組による支援を受けて今年3月にトルコ経由でイタリアへ渡り、まずミラノの病院で頭部に残る弾丸の摘出手術を受けた。

続けてタヴォコリアンさんはこのほど、義眼挿入の手術を受けた。

タヴォコリアンさんはBBCペルシャ語に対し、自分の頭から摘出された銃弾を「国際法廷に提出する」つもりだと語った。

イランでは昨年9月、髪の毛を覆うよう女性に義務づけた法律に違反したとして、クルド系女性のマサ・アミニさん(22)が道徳警察に逮捕され、その後に死亡した。

この事件をきっかけに、イランでは反政府デモと、その弾圧が続いている。