※本コンテンツは、2023年1月18日(水)に配信したJBpress/JDIR主催「第4回 金融DXフォーラム」の特別講演3「これまでの常識を覆す組込型金融~金融接点の創出によって生まれる新たなサービスとその可能性~」の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています。

 金融DXが進み、銀行サービスに対する社会のニーズが大きく変化する中、「組込型金融」が脚光を浴びています。金融機能をパーツ化して事業者のサービスに組み込むことが可能となる組込型金融は、顧客の利便性や体験価値の向上をもたらすものとして大いに期待されています。 

 組込型金融にいち早く注目し、業界をリードするさまざまな取り組みを行っているのが、GMOあおぞらネット銀行です。2018年に、あおぞら銀行の銀行経営ノウハウとGMOインターネットグループのテクノロジーノウハウを組み合わせて誕生したインターネット専業銀行のGMOあおぞらネット銀行は、“No.1テクノロジーバンク”を目指し、テクノロジーを駆使した次世代型銀行サービスの提供を行っています。

 顧客が銀行の店舗やATMに足を運ぶことなく、自身が利用している事業者のサービス内で銀行サービスを利用できる組込型金融は、“これからのデジタル社会における一つの銀行のあるべき姿”であると、同社の代表取締役会長の金子岳人氏は語ります。

 組込型金融においては、お客さま向けのサービス提供者である「ブランド」、金融ライセンスを保有して金融機能を提供する「ライセンスホルダー」に加え、ブランドとライセンスホルダーをつなぐ「イネイブラー」が重要なプレーヤーとして挙げられます。

 GMOあおぞらネット銀行は「ライセンスホルダー」と「イネイブラー」の二つの役割を担い、銀行APIの開放や銀行口座組み込み、銀行サービスをより便利に利用するためのサービスの組み込みなどを行うことができる「かんたん組込型金融サービス」を提供しています。

「かんたん組込型金融サービス」は、必要な銀行機能のみをパーツで提供できるため、スモールスタートができる、事業者さまのUXを壊すことなく世界観に溶け込む形での組み込みができる、従来の銀行とは異なる“テックワールドな新体験”を提供できるといった点を強みとしており、多くの事業者さまの支持を獲得しています。
 
 本講演では、組込型金融の仕組みやメリットから、GMOあおぞらネット銀行における組込型金融サービスの特長、デジタル社会において組込型金融により、事業者と顧客(事業者サービスの利用者)のDX・効率化、利便性向上に“黒子の銀行”として貢献する同社が持つ可能性に至るまで、金子氏が導入事例を交えながら紹介します。