※本動画コンテンツは、2022年9月29日(木)に配信したJBpress/JDIR主催「第14回DXフォーラム デジタルテクノロジーの活用による企業変革の実現」の特別対談「ワークマンに学ぶ「DXの思考法」」のアーカイブ配信です。

 作業服で圧倒的なシェアを誇るワークマン。しかし、同社の専務取締役を務める土屋哲雄氏は、目前に迫る市場の飽和と限界を察知し「客層拡大」を最優先課題に掲げ、全社員を対象にデータ活用教育を推進しています。長らく上意下達だった同社は、データをもとに議論できる組織へと変革していきました。

 データ活用のスキルが浸透した同社では現在、情報の集まる「現場」への権限委譲が徹底されています。店舗の担当者は、必要に応じてマニュアルを更新しながら運用し、データによってその正しさが実証されれば、それを吸い上げて全社のマニュアルに共有します。また製品開発にも、社員一人一人がデータ分析を積極的に活用する風土が育っています。

 また、同社は土屋氏が「隣の市場」と呼ぶ低価格アウトドア市場にも進出し、新分野でも大成功を収め注目されています。一方では社員の心理的安全性を確保して、失敗を恐れず自律的に考える人材を育成し、組織の「無形資産のインフラ」として拡大しています。

 土屋氏のモットーである「しない経営」は、管理のための管理など無駄なことはせず、社員には納期もノルマも設けず、できるまで待つ経営です。経営者がやるべきことは「100年の競争優位を築けるプレイグラウンドを選ぶことと、前に進んでいるかを確認することの2つだけ」と土屋氏は語ります。

 本動画では、「DXの思考法」の著者である東京大学未来ビジョン研究センター客員教授/経営共創基盤シニア・エグゼクティブ・フェローの西山圭太氏が、ワークマン専務取締役/東北大学特任教授の土屋哲雄氏と対談し、同社のユニークな変革事例から普遍的なDXのエッセンスを抽出します。