※本コンテンツは2022年9月26日に開催されたJBpress主催「第9回リテールDXフォーラム」の特別対談「西友の改革について~“日本を代表するOMOリテーラー”を目指して」の内容を再掲載したものです。

 西友が新経営体制の下で進めている改革の本質は何か。OMO(オンラインと実店舗の融合)戦略を中心に、経済ジャーナリストの渋谷和宏氏が大久保恒夫社長に聞きました。

 大久保社長は「小売業を発展させるには利益を上げて、前向きなDX投資に回せるようにすることが必要だ」と、説き、そのために商品力と販売力の強化を2本柱に改革を進めると言います。

 今年4月には楽天と、楽天ポイントを軸にした協業を開始。楽天が得意とするデータを活用するマーケティング力を使って、ロイヤルな(愛着を持つ)カスタマーを増やしていくのが狙いだと語ります。
 そのために、アプリを実店舗とネットスーパーで共通化することで、お客の購買行動や両者の相関関係を視覚化。お客さまのニーズに合った品揃えが実現でき、ワントゥワン(お客個別)マーケティングや商品開発にも利用できると言います。

 また食品スーパーは人口減や高齢化と競合で売上げが落ちていく構造にあります。そこで拡大するネットスーパーの売上をリアル店舗にのせて、合計で売上げを拡大していくという大きな戦略も対談の中で明らかにされました。

 食品スーパーが生き残りをかけて、どう戦っていくべきなのか。その解決の方向性を見つけることができる対談です。