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 生活保護受給世帯の人が大学や短大や専修学校などの高等教育に進学すると、その人は世帯から分離され、生活保護の対象から外されてしまう。「大学に行く暇や余裕があるなら働きなさい」という意味に取れるが、高等教育を受けたほうが生涯年収は上がり、その人や世帯が貧困から抜け出せるチャンスが増え、結果として長期的な生活保護受給という状況から抜け出せるのではないか。この問題と闘い続けてきた弁護士、太田伸二氏に話を聞いた。