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英王室のエリザベス女王の葬儀日程の発表に先立ち、「王位継承評議会」は10日午前10時、ロンドンのセント・ジェイムズ宮殿に集まり、チャールズ国王の即位を布告した。女王の死去に伴い国王は自動的に即位していたが、ここで正式に発表された。新国王の即位に伴うこの伝統的な儀式は、今回初めてテレビ中継された。

王位継承評議会は、枢密院(現職・元職の下院議員幹部のほか、貴族などで構成される)、上級官僚、英連邦諸国の代表(高等弁務官)、ロンドン市長などからなる。評議会には現職のリズ・トラス新首相をはじめ、存命の首相経験者6人や野党・労働党のサー・キア・スターマー党首、カミラ王妃、ウィリアム皇太子らが出席した。

評議会は、エリザベス女王の死去とチャールズ国王の即位を宣言。この後、新国王がエリザベス女王の死去は「取り返しのつかない喪失」だと述べた上で、自分が「王権の重責」を担うにあたり、「憲法にもとづく政府を維持し、この島々と連邦と世界各地の英領における人々の平和と調和と繁栄を目指す」ため、母エリザベス女王による「目覚ましい手本にならうよう努力する」と述べ、宣誓書に署名した。

チャールズ国王は女王の葬儀当日を国民の休日とすることを承認した。

国王の即位は同日午前11時、セント・ジェイムズ宮殿のバルコニーから国民に向けて布告された。