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モスクワを拠点に20年にわたって取材を続けてきたBBCのサラ・レインズフォード特派員が8月31日、ビザ(査証)切れでロシアを出国した。

レインズフォード記者とロシアの関わりの始まりは、学生時代にさかのぼる。10代からロシアを訪れ始め、ウラジーミル・プーチン氏が大統領に就任すると同時にロシアを取材し始めた。

そのレインズフォード記者に対してロシア政府はこのほど、短期的な国外退去だけでなく、終生入国を禁止する決定をした。記者が「安全保障上の脅威」だからだと説明している。

レインズフォード特派員はベテラン外報記者で、モスクワの前はハバナ、イスタンブール、マドリードを取材拠点にしていた。イギリスの記者がロシアから追放されるのは約10年ぶり。

ロシアでは現在、人権や自由の抑圧が急速に加速している。ロシア政府に批判的な大勢が、「西側」の敵対的な工作員だとレッテルを貼られるようになっている。

(撮影・編集:マシュー・ゴダード、製作:ウィル・ヴァーノン)