日本人の4人に1人が新型コロナウイルス感染症に罹患する日が目の前に迫っている

 データに即して、日本の現実を直視してみましょう。

 2021年6月1日、我が国の、新型コロナウイルス感染症・総罹患者数は74万6488人、つまり約75万人でした。

 2021年9月1日、コロナ総罹患者数は150万人を超えました。2日現在、150万7223人とのデータがあります。

 正味2倍になりました。この間、正味3か月ですが、いったい何があったのか?

 1か月が経過した7月1日で見てみると、2021年7月1日、コロナ総罹患者数は79万9975人を数えています。要するに7月1日の時点では80万人だった。

 6月1か月間、30日間で5万人増えた。平均すれば1日あたり1666人ほどの増加率であった。ところがそれから1か月、8月1日の総罹患者数は・・・。

 2021年8月1日、コロナ総罹患者数は92万5710人に急増している。

 1か月で12万5000人増えているわけで、7月は大の月ですから31日間で平均すれば1日あたり4032人。6月の1666人と比べて2.42倍に急増している。

 しかも7月を細かく見ていくと

7月10日まで 81万6232人
7月20日まで 84万3865人
7月31日まで 91万3480人

 なので、

7月1~10日までの10日間で1万6257人:1日平均約1600人ペースで6月同様

7月11~20日までの10日間で2万7633人:1日平均約2750人のペースに倍増

7月21~31日までの11日間で6万9615人:1日平均約7000人のペースに激増

 していることが分かります。

 7月下旬、何があったのか・・・「五輪」そして「夏休み」が、夏風邪の季節に重なって到来した。