コロナウイルスは様々な変種が次々と出て来るが、毒性が弱い方が勢力を拡大しやすい

 第5波、感染爆発が始まりました。7月14日はフランスの革命記念日ですが、ここで第4波のピークをすでに超える「序盤」の爆発が始まり、第3週には1日2000人を超える勢いが懸念されます。

 そこで背景と合わせて「強化変異株」から「身を守る法」をまとめました。

 本題に入る前に、このところ立て続けだったので思うのですが、メディアの若い担当者が子供というか、もう少し「勉強の仕方」を知っていてもよいのではないか、と痛感します。

 どこの会社とはいいませんが、いきなり電話番号を送りつけて来たのとか、言語同断で、結局話は流れましたが、どういう新人教育をしているのか。

 状況によってはもっと詳しく書いてもよいのですが、本題とずれますのでここでは記しません。

 ガキの使いが仕事を壊していて、あきれたというもので、この流れた話でのインタビュー質問で考えた内容を本稿としました。仁義として記しています。

 その質問は「『デルタ株』が広がっていて、恐怖の対象でしかない。伊東先生はいつも冷静で客観的、建設的なお考えなので、ご意見伺えないでしょうか?」というものでした。

 インタビューは流れましたが、準備していた「この夏コロナから身を守る3つのポイント」を記します。

同時に2つのコロナに罹らない
パンデミックとツインデミック

 新型コロナウイルスの「変異株」をめぐっては、およそ皮相な風聞ばかり飛び交っています。すなわち

「感染力が強い」らしい

「強毒化している」らしい

「いや、感染力と強毒化はトレードオフ」だという話もある、で結局「情報が錯綜してわけが分からない」

 それ、錯綜してではなくて、最初から無関係な情報をバラバラに流すしかないから、あえて混乱を作り出しているのだと、気づく必要があります。

 私はメディア取材を受けると、まず担当に逆に質問し、PCRを理解していなければ、それを補うところから話を始めます。講義料を請求したことなどはありませんが(笑)。