(英フィナンシャル・タイムズ紙 2020年12月31日付)

2021年の世界はどのように変化するのだろうか

 今から1年前、世界的なパンデミックは本紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の予想者のレーダースクリーンに映っておらず、それを言えば誰も予期していなかった。

 だが、悲劇的なことに、パンデミックが2020年を決定づける出来事になり、2021年の話題もさらうことになるだろう。

 コロナ禍が米国を景気後退に陥れ、二酸化炭素排出量を激減させたことで、1年前にFTがかなり自信を持って立てた2つの予想が外れることになった。

 この2つの設問についてはオンラインコンテストに参加した読者も、18%の人しか正解しなかった。

 英国と欧州連合(EU)の通商交渉は最後まですべての人を困惑させたが、土壇場での合意成立が本紙の面目を多少保ってくれ、5問で予想を外すだけで済んだ。

 それでも前年より悪い成績だ。

 ドイツのアンゲラ・メルケル首相が率いる大連立は崩壊せず、マッテオ・サルビーニ氏はイタリアで権力の座に返り咲かず、英国の労働党は政権を担える政党になることで本紙の予想を上回った。

 しかし、オンラインコンテストで最高得点をたたき出した読者は4年連続でFT執筆陣の総合点を上回った。

 3人が20問中18問正解してトップに並び、東京オリンピックの開催が見送られたことから、タイブレーカーの設問が無意味になった。

 ムンバイのラビ・チャクラさん、トゥールーズのウルリヒ・ヘーゲさん、シンガポールのダニエル・マーグさんにお祝いを申し上げたい。

 2021年予測でFTを打ち負かしたいと思うFT読者は、本名と電子メールアドレスを明記のうえ、以下の20件と同点決勝のテーマについて予測をお送りいただきたい。

https://survey.ft.com/jfe/form/SV_0j0vF6miPC68tmd

 2021年がよい年、健康的な年になりますように!

By Neil Buckley