ドーム船でのワカサギ釣り、出発前の桟橋(山中湖)

バリエーション豊富なワカサギ釣り

 ワカサギ釣りというと、よく極寒の氷上での釣りと想像されます。

 実は、ワカサギ釣りには秋には暖かい湖上でのボート釣りや、晩秋から冬には温かなドーム船内での釣りもあり、釣り方の選択によっては興味のままに気軽にチャレンジでき、そこには病みつきになる面白さが隠れています。

 今回は、秋から冬にかけて手軽に楽しめるワカサギ釣りの代表的なものをご紹介させていただくとともに、私がよく楽しんでいるドーム船でのワカサギ釣りを中心にご案内できればと思います。

 私が知る中で、ワカサギ釣りの主な楽しみ方には4タイプあります。

1.冬の凍結した湖などでの氷上の釣り

2.手漕ぎボートなどで湖に乗り出してのボート釣り

3.ドーム船での船釣り

4.湖に張り出した桟橋などでの釣り

 地域によって少し差がありますが、解禁時期の多くは10月、11月頃から。比較的暖かい時期から軽装でワカサギ釣りができます。

 また一方で、秋から晩秋にかけて、「ターン・オーバー」という急激な気温低下による湖内の環境変化によって釣果が極端に悪くなる自然現象や、回遊層のバラツキなど、魚探の有無が釣果に大きく影響する時期もあります。

 このようにワカサギ釣りは季節の変化に影響されながら、手軽でありながら数を狙い始めると釣り手の技能が試されてくる面白い釣りです。