尹美香議員(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

 14日、韓国・ソウル西部地検は尹美香(ユン・ミヒャン)議員(元正義記憶連帯理事長)を業務上背任、横領などの疑いで在宅起訴したと明らかにした。5月に市民団体によって検察に告発されてから4カ月が過ぎていた。

 当初、検察に告発された尹美香氏の容疑は計19件だったが、検察は捜査を通じて11件を無嫌疑処理し、8件の容疑のみを認めて起訴したことになる。

「詐欺」「横領」「業務上背任」「公衆衛生管理法違反」・・・

 まず、虚偽の申請等で政府から総額3億6000万ウォンの補助金を不正受領した部分について、「補助金管理による法律違反」「地方財政法違反」「詐欺」の疑いが適用された。

 個人口座や管轄官庁に未登録の団体口座を通じて計42億7000万ウォンの寄付金を募金した行為については、「寄付金品募集及び使用に関する法律違反」の疑いが適用された。募金額のうち、1億ウォン以上を個人用途で使用したのは「横領」、安城の憩いの場を時価より高価な7億5000万ウォンで購入した行為は「業務上背任」、憩いの場を所轄官庁の許可なく宿泊業に利用して900万ウォンを宿泊費として受け取ったことに関しては「公衆衛生管理法違反」の疑いがそれぞれ適用された。