「ペンス」は南極からはるばる泳いで韓国へやって来た

 昨年からCMに出まくっている韓国一売れてるゆるキャラ、ペンス。

 ついに「俺はペンス、コウテイペンギン、ペンギン中のキャプテン、ビルボードに向かって行進!」という歌も歌った。

 ペンスは、元々EBS(教育放送)のプログラム「ジャイアントペンTV」のキャラクターとして考案された。

 最初からユーチューブで活躍することを念頭において作られ、「人気クリエーターになるために南極から韓国まで泳いで来た10歳のペンギン」という設定もしっかりしている。

 韓国のエンターテインメントにちなんで、EBS所属の練習生という肩書も面白い。

 韓国には2003年に作られたアニメキャラの「ポロロ」というペンギンのゆるキャラが存在し、一時は「子供たちの大統領」とまで呼ばれた。

 もちろん今も健在であるが、残念ながら子供たち、特に10歳未満のお子様たち以上には影響が少なかったといえる。

 そして、昨年デビューしたペンスは同じペンギンの先輩ゆるキャラである「ポロロ」を勝手にライバル視している。

「ペンスはBTSのような大スターになる」とか「宇宙の大スターになってみんなを幸せにする」といった大きな目標をもっている。