スマートフォンやタブレット端末にダウンロードし、サービスや端末の機能を拡張できる“アプリ”の市場が活況を呈しているようだ。

 米グーグルは先週、同社のモバイル基本ソフト(OS)「Android(アンドロイド)」向けアプリの配信/販売サービス「アンドロイドマーケット(Android Market)」における累計ダウンロード数が100億件を突破したと発表した。

アップルは3年で150億ダウンロード

iPhoneに接続するだけで放射線量を測定、三和製作所が開発

アイフォーンに接続して放射線量を測れるアプリも登場(記事は写真をクリック)〔AFPBB News

 グーグルがアンドロイドマーケットを開始したのは2008年10月。ダウンロード数はその後も伸び続け、昨年7月には10億件となり、今年3月には30億件、7月には60億件を記録した。100億件を超えた今では、1カ月当たり10億件のペースで伸びているという。

 一方、米アップルの「アイフォーン(iPhone)」や「アイパッド(iPad)」のOS「アイオーエス(iOS)」向けアプリ配信サービス「アップストア(App Store)」が始まったのは2008年7月。

 こちらは2009年4月に10億件、同年9月に20億件、昨年1月に30億件と推移し、今年1月に100億件を達成。開始後3年たった今年7月には150億ダウンロードを記録した。

iOSアプリのシェアは7割以上

 いずれも破竹の勢いで伸びているが、とりわけ端末の種類も多く、販売も好調なアンドロイドはこのままのペースで進めばまもなくアップルを追い抜くと見られている。

 ところがモバイルアプリケーションの解析や市場調査を手がける米フラーリ(Flurry)の調査結果を見ると面白いことが分かってくる。これら端末向けにアプリを開発している企業や個人は、この1年間でグーグルよりもアップルを好む傾向が顕著になってきたというのだ。

 フラーリがまとめたアプリ開発の新規プロジェクト数推移を見ると、アイオーエス向けアプリの全体に占める割合は今年第1四半期で63%だった。これが第2四半期には73%へと拡大し、第3四半期は75%、第4四半期も73%と7割以上を維持している。