ウクライナ戦争で、米バイデン政権はじめNATO(北大西洋条約機構)加盟国は、ロシアに対し厳しい経済制裁を課する一方で、侵略されたウクライナ側に莫大な資金と武器などの援助を行っている。 ジョー・バイデン大統領は5月9日ウクライナに対する「武器貸与法」に署名し、米議会は5月10日総額400億ドル以上のウクライナに対する追加支援を承認した。 しかし、5月20日ロシアは、南東部の要衝マリウポリを「完全に解放した」と発表し、ウクライナ兵計2439人がロシア側に身柄を拘束されたとしている。 ウクライナ戦争の戦況推移に、米国はじめNATO諸国の巨額の軍事援助はどの程度の効果を上げたのか、あるいは今後上げると