Tweet

逆転の栄養学〜まさかのすき家ダイエット

第1回 痩せたいならもう一品追加が新常識?

 多忙を極めるビジネスパーソンにとって、リーズナブルで手軽に食べられる牛丼は、ランチタイムの強い味方である。 読者の中にも良く食べるという方がいると思うが、牛丼がダイエットに適したメニューだということをご存知だろうか?  これが事実なら、それほど無理せずに痩せることができるはず。例え、これまでダイエットは失敗続きという人でも希望が持てる。
 そこで、今回は牛丼を食べながら、ダイエットを成功させるコツを3回に渡って紹介。第1回目は、牛丼ダイエットを成功させる鍵となる「体質遺伝子」について取り上げる。

ダイエットに失敗する理由とは?

 健康増進や体型維持のために、ダイエットに取り組んだことがあるという人は少なくないだろう。中には、今まさに取り組んでいる最中という読者がいるかもしれない。 しかし、ダイエットに成功する人もいる半面、リバウンドや失敗を繰り返す人が存在するのも事実。
 まずは、ダイエットが失敗する要因について、遺伝子栄養情報を基に生活習慣病の予防や効果的なダイエットによる体質改善のアドバイスを行う「株式会社ゲノフ」の管理栄養士、本郷真衣子さんに聞いた。
「第一に考えられるのは、ダイエットがストレスになっているからです。食べることは、人にとっての大きな楽しみのひとつ。そこに制限をかけすぎず、無理のない方法で痩せることが大切です」
 しかし、本当にそんな方法があるのだろうか?

体質によって太る要因は異なる?

「私ども、ゲノフが提案するのは、食べながら痩せる方法です。『食べたら太る』と思われがちですが、実際は『何を食べる』かが重要なのです。 好きなものを食べながら、痩せるために必要な栄養素をしっかり摂るようにします」と本郷さん。
 ここでポイントになるのが体質遺伝子である。「脂質や糖質を燃焼する働きは、体質によって差がありますが、体質遺伝子を調べることで、その人がどの栄養素を燃焼させにくい体質なのかが分かります。 日本人と肥満の関係が強いといわれる遺伝子には、『β3AR』『UCP1』『β2AR』の3つがあります。
『β3AR』は糖質を燃やす力にかかわる遺伝子。糖質を燃やすのが苦手な体質の人をゲノフでは『β3AR型』と呼んでいます。 『UCP1型』は脂質を燃焼させにくく、体が冷えやすいタイプ。『β2AR型』は筋肉がつきにくい体質です」(本郷さん)

体質遺伝子のキャラクター

 もちろん、遺伝子型にあわせて、燃焼しにくい栄養素を控えれば、痩せることは可能だ。しかし、冒頭で述べた通り、食事制限がストレスになっては元も子もない。 そこで、体質ごとの太るリスクに合わせ、栄養素を補うのである。「例えば、『β3AR型』の人は糖質を燃焼させにくいですが、そう言うと、ご飯などの炭水化物を控えようと考えるでしょう。 しかし、私たちが提唱する『遺伝子×栄養』の考え方では、糖質を燃やす働きのあるビタミンB1やマグネシウムを含む料理を一品増やせばいいのです。
これは、無理に一度の食事で行う必要はなく、昼食はごはん、パスタなど、炭水化物が多かったから、夕食は大豆、うなぎ、玄米などビタミンB1の多いものを食べるなどして、一日の中で調整すればOKです」(本郷さん)
 ゲノフでは、『β3AR』『UCP1』『β2AR』の3つの組み合わせを9つのパターンに分類。
 例えば、「たこ型」の人は、油で太りやすい『UCP1型』と筋肉のつきにくい『β2AR型』の要素を持つということを示す。
※「さる型」は、遺伝子要因よりも生活習慣の乱れが影響しやすいタイプ。

体質遺伝子を知らずにダイエットに取り組みリスクとは?

 さらに、体質遺伝子を知らないと、良かれと考えて取り組んだダイエットが、却って逆効果ということもあり得るから、事は重大だ。
 一般的に「炭水化物は太る」というイメージがあるため、痩せようとご飯を控える人が多いが、例えば、元々ご飯で太り難い体質の「クマ」タイプ。 この人が炭水化物を制限してもそれほど効果が上がらないばかりか、ご飯を食べない分、おかずをたくさん食べてしまうということもある。 脂質で太りやすい体質なのに、そのおかずが揚げ物や肉料理ばかりだったらと考えると、その結果は……。もう、お分かりだろう。
 また、ダイエットのために、ジョギングを始める人も増えているが、遺伝子型によっては、効果が出にくいこともあるという。
 ジョギングなどの有酸素運動が効果的なのは『β3AR型』。筋肉がつきにくい『β2AR型』は、筋トレなどの無酸素運動を行った方が良いのである。 ゲノフでは遺伝子栄養情報に基づき、おすすめの運動も教えてくれる。
「遺伝子検査のメリットのひとつは、『自分は、これをやればいいんだ』という実行ポイントがはっきりして、安心できるということです」(本郷さん)

ゲノフ遺伝子栄養分析プログラムでダイエット

簡単!手間いらずの遺伝子検査

 「効率的にダイエットに取り組みたいなら、自分の体質遺伝子を知ることが必須」と言えそうだが、いざ遺伝子検査となると、面倒や手間を思って、二の足を踏む人もいるだろう。
 しかし、ご安心いただきたい。
 今回、取材した本郷さんが管理栄養士として活躍するゲノフの「遺伝子栄養分析プログラム」の検査方法は非常に簡単だという。
 Webで申し込むと送られてくる検査用の綿棒で頬の内側をこすって返送するだけで、2、3週間後には自分の遺伝子タイプが分かるのだ。
 さらに、こちらのプログラムでは、体質情報、食習慣などを総合的に判断して、個人に適した日々のメニュー・レシピ・食材・食品・弁当・運動方法などをアドバイスしてくれる。 具体的には、Web上に用意されるマイページ内に、その日に食べたメニューを入力。すると、遺伝子タイプに合わせて、その後の食事で食べたら良いメニューが表示されるという訳だ。

生活・タイプにあわせて最適なメニューが提案される 遺伝子結果画面

 さて、賢明な読者諸兄であれば、もうお分かりだろう。今回のテーマである「牛丼ダイエット」も、この体質遺伝子のタイプに合わせて、食べ方を工夫することが考え方の基本となる。 さらに、「牛丼は非常に栄養のバランスが良く、ダイエットにも最適なメニューですよ」と本郷さん。
 いよいよ、次回は様々な変り種牛丼や豊富なサイドメニューで知られる「すき家」のメニューを例に、牛丼が栄養学的に優れ ている点やメニュー選びのコツをお伝えする。 可能であれば、ご自分の体質遺伝子を調べた上で、記事公開日をお待ちいただきたい。

管理栄養士、本郷真衣子さんの「遺伝子×栄養」のススメ

●ダイエットは制限するのではなく、足りない栄養を補いましょう。
●太る要因は人それぞれ。無闇に行うダイエットは逆効果です。
●体質遺伝子を知り、何を食べたら良いかが分かれば、ダイエットは成功します。

株式会社ゲノフの管理栄養士、本郷真衣子さんのポイント

ゲノフとは

 今回、取材に答えていただいた本郷さんが管理栄養士として活躍するゲノフは、 健康増進や疾病予防、体質改善を目的として、より自分に適した情報を選択し、実践できる「遺伝子栄養分析プログラム」サービスを提供している。
 また、昨年度は国家プロジェクトである、経済産業省の「平成24年度『サービス産業強化事業(地域ヘルスケア構築推進事業)』における「新たなヘルスケアサービス創出支援事業」にも参画。

[ゲノフホームページ]  http://www.genof.jp/

次回予告

「すき家ダイエット」の核心に迫る第2回目の記事は、11月中旬に公開予定です。乞うご期待!

第2回:「牛丼(すき家)ダイエット」のイロハ教えます!
すき家
すき家に関する詳しい情報、 近くの店舗検索はこちら
パソコン
すき家WEBサイト
携帯サイト
:http://www.sukiya.jp/m/
お電話
:すき家お客様相談室
 TEL 03-5783-8806(9:00~19:00)