それで今よく言われるのは「国進民退」という言葉です。つまり「国が進む、民が退く」ということ。GDPの伸びに国民が手にする収入の伸びが追いついていないんですね。国の富が民に分配されていないだけでなく、年金などの社会保障制度もあるのやらないのやら・・・という現状。すべては自己責任、国にもだれにも頼れないという不安感が広がっています。