かつて織物産地として栄えていた愛知県の旧木曽川町(現・一宮市)では、繊維産業の衰退に伴い、倒産・廃業する企業が後を絶たない。こうした状況を打破しようと、木曽川商工会経営指導員の田中明人氏とシバタテクノテキス取締役の柴田和明氏が、1年ほど前から毎月1回、既存の技術を生かした新しいビジネスの構築に向け2人だけの勉強会を始めた。