「背中のヒレを使った一杯のスープのために、拷問され殺されてしまう」。この一杯のスープとは、中国の宗の皇帝が考案。さらに、時の西太后の好物で知られ、最高格の中華宴席「満漢全席」にも欠かせない、「中国料理の王様」の異名を持つ「フカヒレ(翅)スープ」のこと。