指揮官・栗山英樹は、現役監督最長となる8年目を迎える。7年で2度のパ・リーグ制覇、1度の日本一、5度のクライマックス・シリーズ進出という実績に加え、エンゼルス・大谷翔平や清宮幸太郎ら若い選手の育成など前例のない「監督道」を示し続けてきた。そんな指揮官がまとめた一冊、『稚心を去る 一流とそれ以外の差はどこにあるのか』には8年目への覚悟とともに、「監督道」の中で思考された「指揮官の責任」が綴られている。