今年の5月に栃木SCのマーケティング戦略部長に着任した江藤美帆さんは言った。「サッカーを健全な商売にしたい」。渋谷にあるIT企業・スナップマート株式会社を立ち上げた注目の経営者の言葉だ。こうも言っている。「以前まではお金を儲けることが正義で、利益を出せば経営者としては合格点だったわけです。でも、サッカークラブの場合は、すごい黒字になっても、じゃあ降格しました、ではだめなんですよね。だから、ただお金を儲けるだけではなく、それを正しく、強くなるために使っていく必要があるわけです」人気の裏で、収益の面で課題も多く指摘されるサッカー界。異業種から飛び込んだマーケティング戦略とはどんなものになるのだろうか
江藤美帆さん、サッカー界に必要な「共犯関係」とは?
感銘を受けたJリーグ名門クラブ、徹底した「デジタル改革」
2018.11.23(金)
黒田 俊
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