2009年度予算成立後、麻生太郎首相は衆院解散・総選挙を決断するのか。政局の焦点はこれに絞られてきた。最短ケースでは「3月解散―4月26日総選挙」が取り沙汰されるが、与党内には「4月解散―5月総選挙」の見方も強い。これより先送りすれば、9月の任期満了に限りなく近づく。自民党内には下野覚悟の上で「予算成立後にイチかバチかの総選挙を」との声が出ているが、すべて麻生の決断次第だ。