「東京にカジノを作ることが究極的な目標です。シンガポールは準備運動にすぎません」。カジノ王として名を馳せるシェルドン・アデルソン氏(85)がこう発言したのは2017年のことである。その目標がいま、手の届くところまできた。国民の心配は杞憂に終わると筆者はみる。その理由を説明しよう。