2016年度に製薬企業から謝礼金などの形で医師に渡った金は、総額266億円。受け取っていた医師は実に約10万人と、日本の医師全体の約3分の1に上った。このままでは社会の信頼を失い、医学界はゆっくりと衰退し続ける。ではどうすればいいか。情報開示を進め、オープンに議論していくしかないのではないか。