著者の合田真氏が構想する「新しい仕組みの銀行」は、預金者へは金利を約束せず、融資を受ける人から複利の貸出金利を取ることもしない。メインの収入源は、電子マネーを使って買い物をする際などの決済手数料とするモデルである。個人に1%、残りの19%を村単位に分配し、村に分配した分はインフラや事業の設備投資などに使ってもらう。