会期末目前の今国会で、自民党が参院選の制度改革に突き進んでいる。野党が反発する中、1票の格差是正や合区対策を目的として定数6増の公職選挙法改正案を強引に提出したのだ。しかしその中身は最高裁が求める「抜本的な見直し」とは程遠いものでしかない。