近年の清潔志向の高まりで、“におい”に対して敏感に反応する人が急増している。「隣の人が臭くて集中できない」「上司の体臭が耐えられない」「香水がきつくて気持ちが悪くなる」というように、職場でにおいのトラブルを訴える人が少なくない。「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」に加え、においによる嫌がらせ「スメルハラスメント」という言葉も定着してきた昨今、企業も対策を迫られている。