「地政学」と人間の「怒り」が相互に作用し合って世界を動かす、新しい時代が到来した。日本は今のままでは、その時代での最大の敗北者になりかねない。でもわれわれは地政学のプレーヤーになる必要はない。自由、人権、法治、民主主義、そして非核という価値観の旗手であり続けるべきだ。