「大企業信仰」は、日本社会の深いところに根を下ろしているし、不況になればなるほど、それは濃くなってもいくようだ。文部科学省が公表した10月1日時点での2011年大学卒の就職内定率は57.6%と、1996年に調査を開始して以来、過去最悪の数字となった。