1月27~28日に開催された米FOMCでは、国債購入について声明文の表現が半歩前進したほか、リッチモンド連銀ラッカー総裁がマネタリーベース増加を望ましいと考える視点から長期国債購入の即時実施を主張して反対票を投じたことが明らかになった。だが、購入時期の明示など、より踏み込んだ内容を事前に期待していた債券市場はいったん失望することになり、28日の米長期金利は上昇した。