2017年上半期のウクライナの原発依存度(全発電量に占める原子力発電の割合)は58.4%を記録した。これは、フランスに次ぐ世界2位の数字である。 ウクライナはソ連時代にチェルノブイリ原発事故を経験したにもかかわらず、独立後、原発依存度を一貫して上昇させており、ウクライナ危機後、その傾向に拍車がかかっている。