日本の工芸作品に見られる「超絶技巧」への関心が高まっている。明治時代の美術品に注目が集まりがちだが、現代の作家にも超絶的な技巧を駆使して、作品をつくり上げている人たちがいる。明治時代と変わらぬ技法で木彫作品をつくる、仏師の加藤巍山さんも、その1人だ。