前回は、大学の教員数が、大学の数の増加とともに戦後一貫して増え続けていること、しかし、近年ではその増加分の一定割合は、任期付の特任教員によって占められていることを指摘した。今回は、なぜ大学教員の多様化がかくも急速に進んできたのか、そこにはどんな問題点が露呈しているのかについて考えてみたい。
ポスドク問題の次は「特任教員問題」が発生か
多様化する「大学教員」はどこへ向かう?(2)
2017.6.1(木)
児美川 孝一郎
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